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面接で何故「あがる」かというと、不安だからだ。
何故不安かというと、自信がないからだ。
自信がなく不安なのは、準備不足だからだ。
例えば、幼稚園児5~6人を集めて、彼らの前で、キャッチボールの仕方を教える際に、あがるだろうか?
あがらないだろう。
何故なら、彼らよりも、キャッチボールに詳しいからだ。彼らより、スキルも絶対に上であろう。
キャッチボールを教える際には、特に事前準備をしたわけではないが、今まで人生で経験してきた事自体が、事前準備として機能している。
だから、何を聞かれても教えられるし、もし知らない事を聞かれても上手くかわす事ができる、という妙な自信もあるのだ。
つまり、不安要素がなく、精神的優位に立っているからあがらないと、言えるだろう。
では、これを面接にあてはめると、どういう事になるだろうか。
まず、会社の事をよく調べあげただろうか?
創業者が何を考え、その会社を創ったのか。その後、どのように会社が大きくなっていったのか。今、儲かっているのか。市場に評価されているのか。将来性はどうなのか。
本当に、その会社に興味がある人は、そういう事は当然調べるだろう。
だからもう、いっその事、面接官よりも、会社の歴史に詳しくなってしまえば良いのだ。役員の名前だって覚えてしまう位の意気込みが欲しい。その事で、精神的優位に立つ事も出来る。仮に暗記はしなくても、手帳に書いておけば、質問の際に役立つかも知れない。
また、ウェブサイトに、顔写真付で人が出ている場合は、その人の事は、暗記しておきたい。その人に関する話題をきっかけに、社内の様子を質問する事も出来る。同時に、入社へ賭ける熱い想いもアピールする事が出来る。質問の際は、ネット上で調べられる事は全て調べた上で、行うのは当然の事だ。
次が、自己分析だ。
自分自身の事については、何を聞かれても即答できるように準備が必要となる。
自分を採用する事によって企業が受ける、ベネフィット。自分のスキルや経験。
それらを、的確に表現できるだろうか。
短所のように答えにくい質問に対する答えの準備も、万全だろうか。
事前準備がしっかりできていれば、あがる事はない。
ところが、あれを聞かれたら困る。うまく答えられない。何故なら半分ウソだから。そういう状態であれば、それらは、自然に態度に現れてしまう。
質問を受けた際の声は小さく、目線は伏目がちに。笑顔は消え、額からは冷や汗が・・・。
実は、面接官はそういう所も見ているのだ。
だから、事前準備をしっかり行い、不安要素をなくす。シミュレーションを行って、予行演習をする。
これにより、あがり症はかなり克服できるだろう。
でも、これだけだと、まだ最強のトップ・セールスマンの域には達していない。