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想定とは

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彼女は何故、転職で前職の1.5倍もの年収を手にする事ができたのか。
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成功するには、「準備」が必要となる。

そして、「想定」も必要だ。

第二次世界大戦では、日本軍はパールハーバーの奇襲に成功した。

アメリカ人は日本人に対して、1941年12月7日のこの日の事を、

「Remember Pearl Harbor !」

と言ったりもする。

しかし、日本の真珠湾奇襲は、当時の米海軍士官にとっての常識だった。どう考えても、それしか日本がアメリカに勝つシナリオは見当たらない。これは、手の内を相手に見せたポーカーだった。しかし、それにしても、日本側のリスクは、あまりにも大きい。そう考えると、まさかと油断する部分が米海軍にはあった。

真珠湾攻撃は、アメリカが、反戦の世論を開戦にもっていくために用意したシナリオだと考える説もある。つまりアメリカは、わざと日本軍に攻撃をさせたという考え方だ。

しかし、ルーズベルトが本当に開戦したかったのは、ドイツの方である。なんとしても、ドイツの英国征服だけはくいとめたかったのだ。そのためには、強い海軍を持つ日本との開戦は、できるだけ避けたかったと考える方が、歴史の真実により近づくだろう。

しかし、それにしても、真珠湾攻撃はうまくいった。

絶望的な悲壮感に満ちて日本を立ったのに、日本の大艦隊は、5500キロもの距離を、米軍に全く発見される事なく、無事オアフ島まで接近する事ができた。そして、早朝、北方から奇襲攻撃を行う事に大成功したのである。

これほどまでに上手くいった事は、日本側からしても想定外だった。だから、次の一手を打つ際に迷いが生じた。

日本機動部隊は、ただちに二次攻撃をしかけるべきだった。そしてそれは可能だった。それなのに、この千載一遇のチャンスをみすみす捨てて、「虎の子」を温存し、引き揚げる方を選択してしまったのである。

小室直樹想定著「大東亜戦争ここに蘇る」参考)

我々は、物事が上手くいったときの事を常に考え、想定しておく方が良い。

それを、「とらぬ狸の皮算用」のように言う諺もある。しかし、おそらくそれは、成功者の言葉ではないだろう。

転職時においても、いかにして内定をもらうかを目指すのではなく、入社後に何をするかを具体的に思い描き、想定した方が良い。

そのビジョンが、現実感を伴うリアルなものとして描けるのであれば、その方向性は、正しいに違いない。そして、そのビジョンに具体性を与えれば与えるほど、採用への扉は開かれていくだろう。

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