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転職の理由を語る上では、更に源流までさかのぼって考える必要がある。
そもそも、何故我々は働くのかという事だ。
何故面倒な事に、働かなければいけないのか。
実は、「自分は5時から男で行きたい」とか、「働きたくないけど、仕方なく働く」と思っているうちは、なかなか成功できない。転職も上手くいかない。
仕事をつまらない事だと考えるのは、働く事の素晴らしさや、ビジネスの面白みを知らないからだ。
そして、たとえ低賃金だとしても、働いて給料をもらえる事のありがたみを知らないのだ。こんなダメ会社なら、自分だって創れると思っているのだ。
ただ、それも無理のない話である。
学校教育では、ビジネスの面白みは教えてくれなかった。だから、就職の話となると、給料の多さや、休日の日数等の条件、あるいは、ただで海外に行けるから楽しそうだとか、有名な会社だから、入社できれば皆に羨ましがられて気分がよさそうとか、どうしても、そういった部分ばかりに目が行ってしまう。
ところが、ビジネスの本当の魅力を教えてくれる、良い特効薬がある。
それは、マーケティングを学ぶ事だ。
マーケティングとは、非常に意味の広い言葉なので、人によって捉え方は微妙に違うかもしれない。要は、商品を企画してリサーチして、商品化して販売して売り上げを上げるまでの仕組み、戦略、活動の全てだ。
販促プロモーションや広告等は、マーケティングの代表的な戦略ツールにあたる。
マーケティングを学ぶと、ビジネスが本当に面白くなってくる。営業職の人であれば、今度はこの方法を実践して、顧客の反応を確かめてみようと考え、ワクワクしてくる。
受付のお姉さんも、本当の接客の意味が分かるようになってくる。商品ひとつが売れるようになるまでは、本当に大変なんだという事が分かるようになる。
技術者の人も、企画や営業セクションの人が大変な思いをして、商品を販売できる仕組みをつくりあげているのだという事が解ってくる。
顧客満足の本当の意味も解ってくる。
馬面のあの経営者も本当は大変なんだな、という事が理解出来るようになる。
更には、働くという意味そのものが解るようになってくる。
だから、全社員がマーケティングを勉強している会社は、強いと思う。
そういう会社は素晴らしい。
私はそのように思う。
ではここで、転職の理由に話を戻すとしよう。
転職の理由を語るには、働く事の意味そのものを知っている必要がある。
しかし、マーケティングを学び、上記の流れがわかった人にとっては、転職の理由を語る事は簡単だ。
最高に働き甲斐のあるフィールドを御社に見つけ、自分以上の適任者はいないと思った。
ずばり言うと、そういう事だ。