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もしあなたに、転勤の命令が出たらどうするだろうか。
左遷か栄転かは、関係ない。
もし転勤の辞令を受けるのであれば、覚悟はできてますか?と、私は問いたい。
上場企業ともなると、転勤はつきものなのだろう。
転勤は、新しい環境でのスタートを切る事ができるし、良い社会勉強にもなる。本社では得られない、貴重な経験を積む事も出来るし、新しい出会いもある。社員を育て、そして組織を有効に機能させるうえでも、転勤は、会社にとって良い制度だ?
そう思うんだったら、勝手に転勤して欲しい。単身赴任でね。
僕の父は、上場企業に勤めていた。だから転勤もあった。父親は単身赴任ではなかったので、僕も転校を経験する事となった。
結果的に僕は、大学時代の就職活動では、転勤の無い会社を探していた。
それほど僕にとって、転校がもたらしたものは大きかった。
勿論、転勤は、良い人生経験が積める、良い機会だとは思う。これは本当にそう思う。
しかし、子供の転校は、大人の転勤とは、大分意味が違ってくる。この問題は、本当に真剣に考えるべきテーマだ。
例えるとするならば、
「親にとっては転勤でも、子供にとっては新天地での転職だ」
という事だ。
これは、転勤によって、子供のコミュニティにどんな変化が起こるかを考えれば解ると思う。大人は転勤しても、これまでに付き合いのあった人達との交流を続けていく事ができる。しかし、子供の場合はどうなのか?元居た場所と新天地とで、物理的な距離があった場合にどうなるのか?
それと、子供の転校で問題が発生する原因は、子供の場合は、子供を相手にしなければならないという事だ。そこが大人の転勤と、子供の転校とで根本的に違うところだ。
まあ、その辺りは、おいおい語っていきたいと思う。
ところで、
誰しも小学生位の頃には、転校生との新しい出会いや別れを経験した事があると思う。
親が銀行勤めなんかの場合だと、転校が多かったりする。2~3年で、すぐ転校していく子もいた。僕も、仲が良かった友達との別れを、何度も経験した。
そういう子はある意味、転校自体に、慣れっこだったのかもしれない。
転校は辛いけど、また新しい友達をつくればいいや、と割り切っていたのかもしれない。
でも、僕の場合は、ちょっと特殊なケースだった。
かなりレアだった。