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ソウル メイトという言葉を知っているだろうか。
実はこれは、2006年10月12日放送の「アンビリバボー・奇跡“前世”スペシャル!!衝撃報告!!前世療法が解き明かす運命の絆!!」にも登場した、重要なキーワードだ。
ソウル メイト(=魂の絆)とは、前世から密接な関係が続いている間柄の事をいう。
番組の中では、一般人と芸能人が催眠療法を受け、自身の過去世の体験を自らの口で語っていた。
日本催眠療法協会代表理事・よしだひろこ氏の前世療法は、まず被験者の意識の中に、自然の景色をイメージさせるところから始まる。その後、過去にさかのぼる映像を被験者にイメージさせ、潜在意識を呼び起こし、前世へと誘っていく。これは、退行催眠とも呼ばれるものだ。
よしだひろこ氏によれば、現世の悩みや不安は、前世の記憶と深く関係があるので、前世の体験をし、前世での気持ちを知ることで、自身の心に変化が現れ、現在の悩みを解消するのにも役立たつという。この前世療法では、過去世の自分が、現在の自分に対し直接アドバイスを与える点も興味深い。
おすぎとピーコのものまねと、佐々木健介&北斗晶のプロレス夫婦の物真似が好評の双子ユニット、「ザ・たっち」の前世はどうであったか。
まず最初に前世療法を行ったのは、双子の兄のたくやだった。たくやが生きたのは、400年前のフランス。
彼は、幼い時に父親を亡くした。大人になると、母親と妹とも離れ離れになり、友人もなく、一人ぼっちの寂しい人生を生きた。やがてその寂しさに耐えられなくなり、最期は崖から海に飛び降りてしまった。現在の母親と妹は、過去世でも同じ関係だったらしい。しかし、双子の弟のかずやの姿は、過去世では見当たらなかった。前世の自分から、たくや自身へ贈るメッセージは、「家族を守って生きて欲しい」だった。
双子の弟のかずやの場合は、18世紀のヨーロッパ。
両親と三人家族だったが、幼少期に父を、22歳の時に母親を亡くした。ひとりぼっちの寂しい人生を過ごした後、64歳の時、ベッドの上で空腹を抱えながら、その孤独な生涯に幕を閉じた。現在の母親と妹は、前世でも同じ人だったらしい。かずや自身へ贈るメッセージは、「家族を大事に」だった。そして兄のたくやの前世療法時と同様に、過去世に双子の兄の姿は見当たらなかった。
これらから、この双子の二人の場合は、ひと時代前の過去世で縁はなかったものの、別時代で共通の母親と妹を持っている可能性があるとしていた。そして、別の時代に寂しい人生を歩んだ二人を双子として生むことで、寂しくない人生を送らせようという計画だったのではないかと結論づけていた。
そして次が、女優、佐藤藍子の場合。佐藤藍子の過去世は、2000年前のエジプトの宮殿に住む名家の娘、エイン。お姫様だ。
エインには、行商を営む恋人がいたが、それが家柄を求めてのアプローチだと知った時、その恋人とは決別の道を選んだ。その後、エインの父親は家臣に殺され、エインは30歳の時、捕らわれの身となった。そして、獄中で自ら頭を壁にぶつけ、命を絶った。
佐藤藍子は、前世療法が終了した後のスタジオ・トーク時に、「通常の記憶はすぐ忘れる事もあるが、前世療法時に自分が語った事は、今でも全て覚えている。」と語った。
前世療法時に自身の事を語る最中は、佐藤藍子の意識と、エインの意識の両方が同時にあったそうだ。そして、夢を見ているような感じで、イメージがボンボンとでてきたらしい。ただそれは、一方的にスクリーンに映し出されるようなイメージではなく、自分の意志で足元を見れば、そこに足元の映像が見えるようなものだったと言う。そして、前世療法中に先生の質問に対して答える際は、先生から答えを言う合図が出る前に、しゃべりたくてしゃべりたくて、しようがない状態だったそうだ。
佐藤藍子が語った「エイン」とは、アラビア語で「目」を意味する。現在はあまり使われない古風な名前だが、エジプトに実在するそうだ。そして、佐藤藍子の小指と薬指の間には、怪我ではないアザがあるのだが、エインの生まれ変わりの印として刻印をつけたのだという。前世では寂しい人生だったので、今世では、笑顔の人に一杯囲まれるような、皆から愛される人生を生きて欲しいというのが、エインからのメッセージだった。
同日のアンビリバボーでは、「ソウルメイト」が注目されるようになるきっかけをつくった人物のエピソードも紹介していた。アメリカのフロリダ州・マイアミの精神科医ブライアン・L. ワイス博士だ。
ブライアン・L. ワイス博士は、長年の臨床経験から、人間には生まれ変わりの事実がある事を確信し、人は誰しも前世からのかけがえのない絆を持ったパートナー(=ソウル メイト)が存在するという事を発表し、大きな反響をよんだ。書籍「前世療法」は世界20カ国以上で翻訳され販売されている。
ブライアン・L. ワイス博士はある日、患者の中に偶然ソウル メイト同士を発見した。しかし、患者のプライバシーには守秘義務があるために、それを患者に告げる事はできない。そこで、苦肉の策で2人の患者の診療スケジュールを、それぞれの前後に設定する事にした。これなら、待合室でお互いが必然的に顔を会わせる瞬間が出来る。しかしその企みは、実際には上手くいかなかった。
ところがその後二人は、運命の赤い糸に導かれるようにニューヨークの空港で再会し、やがて親密になっていったのだった・・・。
このように、我々には、ソウル メイトが存在する。
運命の絆で結ばれた大切な人がいるのだ。これは、大変に素晴らしい事ではないだろうか。我々は偶然の産物の結果生まれた、ちっぽけな存在ではなく、魂の向上という目的を持った崇高な存在なのだ。そして、この世の中には、必ずソウル メイトがいる。そう考えるだけで、勇気付けられないだろうか。
実は、そのソウル メイトを見つけるためには、直感力を磨く事も重要らしい。ソウル メイト同士が傍にいても、その存在に気付かない事もあるのだ。
自らの真のソウル メイトを見つけ、そのソウル メイトと共に協力していく事こそが、人生を成功に導くための最短距離なのではないかと私は考える。
ソウル メイトが存在するか否か、生まれ変わりがあるかないかという事は、たとえ誰かがその存在を否定しようとも、その実在性に変化はない。あるかないかのどちらかだ。
生まれ変わりを否定し、その存在を考えないようにすれば、転生輪廻から逃れられるという訳ではない。前世を否定し目をつぶる事は簡単だが、その事により、人生を成功に導く重要なヒントを見失う事にならないだろうか。
成功者になるためには、自身の運命の目的を知る事だ。そして、その目標に向かって真っ直ぐ進む事だ。歴史上の偉人達は、生まれ変わりを信じていたかどうかは別として、自らのの運命の目的を知っていた。彼らは、人生の目的を悟ることにかけて一流であり、その目的遂行能力においても一流だったのだ。
前世療法により、自身の過去世のカルマを知り、ソウル メイトを見つけ出すという事は、興味本位で考えても面白く、ワクワクする話だ。
しかし、人生の成功を主目的とするならば、自身の過去世をあえて知る必要はないのだと思う。人生の目的は、自らが自身の人生を深く振り返ってみれば、わかるようになっているからだ。
とは言っても、やはり専門家からのアドバイスも欲しい。裏づけが欲しい。そういう気持ちもよくわかる。
アンビリーバボーの「前世の絆特集」は、次週に第2段が予定されている。