アピールとは

■自己アピール時の注意点

自己アピールをする際には、もう一点重要な事がある。

それは、「口の上手い人は、あやしい。」

と考える、面接官の心理である。

面接に際しては、面接時に話す内容を、予めロジックだてて考えておく事が必要なわけだが、その時の話の展開が、「胡散臭い」と思われる内容だと、良くないわけだ。いかにも、面接本に載っている模範解答を暗記して答えているような感じだと、相手に猜疑心を芽生えさせる事となる。

では、どうすればそのような猜疑心を、相手に芽生えさせずに済むのだろうかか。その時の基準は何だろう。

それには、面接官の立場から見て、「この人なら、社内の人と上手くコミュニケーションをとっていけそうだ。」とか、「この人なら、うちの商品をお客さんにうまくセールスしてくれるだろう。」

と、思われるような話の内容である事が重要となる。面接の自己アピール時に、いかにもという感じで、しゃしゃりでて高らかにアピールするのは、実は上手いセールス・トークではない。アピール下手だ。

と言っても、自信なさげなトークは、勿論良くない。

では、どのようにすれば良いのか。何が必要なのか。

その答えは、「かざりけのない誠実さ」

という事になるだろう。

そのためには、話す内容が内側から自然に出てくるイメージで話す事、そのように話せる内容である事が重要となってくる。

自分が面接官の立場だったら、自分がしゃべる内容、しぐさ、態度をどう思うか、どう感じるか、という事を考えてみよう。