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最近本を読んだかどうかは、大体顔つきを見れば判る。
とは、よく言われる話だ。
知的好奇心を持った人間は、企業にとっても好ましい人材である。
したがって、知的好奇心を持った人間である事をアピールするためにも、面接時の「最近読んだ書籍は?」という質問への対策を講じておく事が必要となってくる。
相応しいのは、面接官も興味を持つもので、知的好奇心をくすぐる本だ。
我々は、自分が普段よく接している物の舞台裏などには、とても関心を持つ。ところがこれが、現在の自分とあまり接点のない事柄であったり、難しすぎるテーマであった場合には興味を示さない。
面接時に、最近読んだ本について語る事の目的は、自分の知的水準を自慢する事ではない。本を通して、会話のキャッチボールをする事である。面接官は、転職希望者のコミュニケーション能力を知りたがっているのだ。入社して、周りとうまくやっていける人物であるかどうかが知りたいのだ。
ところで、Googleを知らない面接官はいないと思う。
たとえGoogleの検索機能を使いこなしている人はいたとしても、Googleという企業自体を詳しく知っている人は、少ないだろう。それで、世界的な優良IT企業であるこの会社が、どんな将来のビジョンを描いているのか、ライバルYahoo!との戦いが今後どうなっていくのかは、非常に興味が引かれるところである。
これは、面接官も是非知りたい内容のはずだ。
読むだけでなく、討論できるまでに内容を理解し、記憶する事が必要となる。最近読んだ本として、どんな内容を語る事が最も効果的なのかも、同時に考えたい。ワクワクするような内容を話してくれる人なら、コミュニケーション能力は高いと面接官は判断するだろう。批判的な事を言うよりも、夢のある事を語った方が効果的だ。
その時、面接官は、Googleの明るい未来に、あなたの将来を重ね合わせる事だろう。
グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する 文春新書 (501)「面接の質問」だけは、読みすぎて害がある事はない。
どんな質問にも答えられるように、事前準備をしておく事が必要である。
また日常生活でも、普段から多くの人と接するように努める事で、コミュニケーション能力が高められていく。
絶対内定 2007 (4) 面接の質問以前にも書いた通り、本は選ばないと、自分自身に悪影響を及ぼしてしまします。
書評を読めば、だいたいどの程度の意識レベルの人をターゲットにしているかが判ります。
絶対内定 2007 (3) 面接