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埼玉県吉川市で、新聞販売所従業員(35)宅が全焼し、小学6年の次男(12)が死亡した事件があった。

長男、両親に不満「宿題しろとうるさい」 埼玉の放火(2006年08月25日12時25分 asahi.com)

自宅を放火した実行犯として県越谷児童相談所に通告された、中学1年の長男(13)は、秋田県内の父親の実家で祖父母と一緒に住みたいと父親に訴えていたことが、吉川署の調べでわかった。

この事件の背景には、両親の離婚問題や、しつけの問題があると思われる。テレビの報道でも、この離婚問題を中心に、家庭内の血縁関係に触れていた。

でも僕は、転勤の事実の方に目が行った。

少年は、6月末に吉川市内の団地から今の自宅に引っ越した際に、父親に「秋田に行きたい」と話したが、断られたらしい。そして事件後、「家がなくなれば両親が困ると思った」と、語ったそうだ。

僕は、この少年の気持ちがちょっとだけ分かる。

僕の場合は、小学校6年生の時に転校した。

その時は、本当に辛かった。

転勤が決まったと親に聞かされた時は、押入れの中で大声で泣いた。

転校するという事は、友達を全て失うの等しい事だ。自分が人生で培ってきた人脈の全てを失うのと同じだ。

会えないのであれば、存在しないのと同じだ。

ある日突然、旅客機事故で友達全員を失うのに等しい。

転校生を送り出す方も辛いかもしれない。しかし、彼らは何十人かの友達の内の一人を失うだけだ。

転校生は、転校する瞬間に全てを失う。

世の中の人達は、子供は知能が低いから、友達を失っても困らないだろうと考えているのだろうか。

転校を、一人暮らしの人の引越し位にしか思ってないのだろうか。

当事者でもない人が、それも人生の経験のひとつだなどと、簡単に言ってしまって良いのだろうか。

友達がいなくなった分、新しい学校で、また友達をつくれば同じこと?

ポチが逃げ出したから、また新しいポチを飼えば良い、みたいな事は言わないで欲しい。

僕は、転校後1年位は、親とは口をきかなかった。

何を聞かれても「無視」だった。

だから、少年の、両親を困らせたいと思う心理は分かる。この事件には、両親への抗議の気持ちや、友達への思いもあったのだろう。

でも、この少年の場合は、秋田から埼玉だ。

転校生として苦労する部分は、少ないだろう。むしろ、理想的な転校の ケースだとも言える。

不幸自慢をするつもりはさらさらないが、僕のようなケースとは全く違う。

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