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団塊ジュニアとして受験地獄を味わい、バブル景気の恩恵を受ける事もなく就職氷河期と対峙した、我々の世代には考えられない話だが、世の中には色んな人がいるようだ。
■外資系企業への転職をもくろむ、おじさんの話
バブル期の売り手市場の中で、大手企業へ就職する事ができた世代の、エンジニア系の人の中には、常識が欠けている人も多いようだ。
このおじさんの場合は、英語が苦手。
アプライするのが外資系企業なので、当然履歴書の方も英語での記入が求められるが、提出されたきた履歴書は、住所、氏名の箇所がかろうじて英語表記されているのみ。しかも、英語表記というよりは、ただのローマ字表記。
このおじさんは、人材紹介会社を通さない直接のアプライだったようだ。文系の応募であれば、この時点で即アウトというところだが、理系で、有名企業の職歴があるとなると、話はまた別。
人事担当者も、応募者の社会常識だけを見ている訳ではない。その奥にある能力も含めて総合的に判断する。技術者と天才は、多少変わった所があっても許されるという所だろうか。
ただこの人の場合は、その後がすごかったようだ。
人事担当者が、履歴書を英語で書き直すよう伝えた所、その担当者に「英語に翻訳してもらえないか」と頼んできたそうだ。
その後、自分なりに翻訳して、間違いだらけの英語の履歴書を提出してきたそうだが、結局その人は、面接まではたどりつけなかったらしい。その企業が求める、希少性のある資格を持った人だったのに。
こういう人こそ、人材紹介会社の世話になるべきだろう。