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年棒の交渉をするうえでは、現在の年収が一つの基準となる。
すなわち、現在の年収が、現在の自分の適正な価値を示しているという事になっているのだ。
しかし、未来を考えた時に、来年の年収が現在の年収と同じかというと、そうではない。ベースアップもあるし、新しい役職手当が付く事もある。
実は、この来年の年収も、年棒交渉の材料として使える。
例えば、現在は年収500万円だが、来期の昇格人事が決まっていて、役職手当とその他の資格手当てを合わせれば750万円もらえる、という事が決まっているという場合もあるだろう。そんな時は、交渉してみる価値がある。
企業がどうしてもその転職希望者を採用したい。その人には、会社側が求めている資格も能力もある。代わりの人は、そう簡単には見つからない。問題は、年棒が、会社の希望額を上回っている事だけ。
そんな時、企業は、以前の勤務先の総務部に連絡をして、その事実関係を調べるのだ。
事実だと認められた時には、その希望額が通る事がある。
勿論、こういうケースは、代わりの人がめったに見つからない特殊なスキルや、経験を持っている場合に限られるとは思う。
いずれにしても、以前の勤務先には周辺調査が入る事もあるので、「立つ鳥跡を濁さず」で、礼儀正しく、気持ちよく退社したいものだ。